就活を捨てて得た留学体験から見つけた南米・日本のコミュニケーションの話

ちょっと脱線して、カナダ留学で人とのコミュニケーションを見直した話。

 

私は大学4年生の夏休みに2か月間の短期留学を敢行しました。

本来ならば、就職活動真っただ中の時期ですが、「するなら今しかない…!」と思い立ち、就活を半ば捨てて、ずっと何となく行きたいと思い続けていた留学を、するぞと腹を括りました。

 

私が行ったのは、カナダの中でもフランス語メインの地域。

決め手は「日本人が少ないこと」。

8割くらいが南米からの留学生。

 

メキシコ・ブラジル・ベネズエラエクアドル

友達になった子も大体この4か国から来た子達。

 

コミュニケーションがどう違う?

シンプルに、子供っぽいと思いました。

というより、子供の頃の友達同士のやり取りを思い出す…。

20歳前後の子が私含め多く、20~30代の友達グループで、男女混合の仲良しグループでしたが、

体感は小学生のノリです。

 

昔懐かしい、肩をトントン叩いて振り返ったらほっぺに人差し指刺されるイタズラや、こしょこしょ(くすぐり)など、ちょっかいを出すんです。

 

これ小学生の時にしてたよね~ってことを20歳超えててもしていて、

友達同士でもスキンシップだし、ごくシンプルに人と人との交流がなされている感じ。

 

「何か、この感覚懐かしいな~」

「こんな他愛もないことされたりしたりしたの久しぶりだなー」

 

となんだか新鮮に感じてしまいました。

 

私たちは難しく考えすぎなのでは

日本で過ごし、人の悩みは全て人間関係という言葉通りに悩み考えてきた私ですが、

そこで改めて

「日本人の私たちは、難しく考えすぎなんじゃないか?」

と、思ったわけです。

 

カナダでの日々を南米の友人と過ごして、日本での対人交流を思ってみると、

「なんか色々と、大人っぽくしようとし過ぎちゃってたかな」

なんて思えました。

 

こんなことは子供っぽいからしないように、

こういう風に相手の気持ちに気付いて察して迷惑かけないように、

私たち日本人は割とそんな風に思ってコミュニケーションをしている気がするのですがどうでしょう?

 

大学生になる頃にはもうそんなにベタベタ人に触っていなかったんですよね、私は。

人によるとは思いますが・・

南米流コミュニケーションというか、子供心を全く忘れていない南米の友人たちとのやり取りは、結構心ほぐれる、童心に帰れるひとときで、

 

そうそう、子供の頃はこうやって人と遊ぶようにコミュニケーション取っていたなぁ、と思い出せたのです。

 

多分日本でもお互いに、もう少しリラックスして自由にやり取りできたらもっと日本全体楽になると思うんですよね~

 

日本全体に浸透するのは時間がかかるでしょうけれど、

大人になっても、日本にいても、

たまに子供心を思い出すのも悪くないんじゃないかなぁと思います♡